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1- レス

【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[178]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/10(日) 23:39:29 ID:???
ライアン「(せっかく僕達のために作ってきてくれたんだ。食べてあげないと!)」

ルーク「(たとえどんなにまずかろうと俺は可愛い娘の作った料理は絶対に胃に収めてやる!それが男ってもんだろ!?)」

見た目からして食欲をそそるのは明らかにカタリナの弁当だ。
それでも自分の料理を進んで食べてくれる二人に、クリスはじ〜んと感動する。
もちろんどれだけ気を使っても料理自体の味は変わらない。
自他共に認める料理オンチのクリスの七面鳥焼きはちゃんと血を抜かなかったのか
口の中から鉄さびのような味と香りが鼻の方に抜けていった。

クリス「あ、あの……どう?お、美味しい?」

戦場では勇ましい表情のクリスも、この時ばかりは花も恥じらういじらしいほどの顔をする。
自分の端正込めて作った料理を美味しいと言ってもらえる喜びを、自分も味わってみたいのだ。

ライアン「(うぅぅ…た、耐えるんだ。クリスさんを悲しませないためにも…)
     お、おいひいでふよ……クリスさん……」

ライアンは顔をひきつらせながらも笑顔を保ち、

ルーク「(なんでこんなに色よく焼けてるのに中の方は生焼けみたいな食感なんだ?)
    ウメーウメーウメーウメーウメーウメー」

ルークは壊れたラジオのように『美味しい』という単語をひたすら繰り返すのだった。

クリス「(うう……早起きして頑張って作ってきて本当に良かった……
    自分の作った料理をこんなに褒めてもらえるなんて生まれて初めて……!)」

カタリナ「やりましたねクリス!二人とも満足そうに食べてくれてますよ!
     料理はやっぱり真心なんです。こころをこめて作れば、どんな料理だって美味しくなれるんです!」

クリス「う、うん!なんだか自信が出てきたよ!よーし、この調子で今度は魚料理に挑戦してみようかな!」


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