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1- レス

【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[35]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/02(土) 00:29:03 ID:???
怒れるナカヤマン→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→「(いや、まずは助けてもらったことへのお礼が先だ)」落ち着いてお礼を言った


あのワールドユース準決勝。ドイツユース、シュナイダーとの対決以来、
中山は怒りの感情に囚われると自分でも歯止めができないほどに荒れることがあった。
一度家族の前で当たり散らし、母親に大泣きされてしまったことを後悔し、
その日を境に中山はなるべく心を落ち着かせて行動するように心がけていた。

中山「(落ち着け中山。相手は女の子、それに俺達の命を救ってくれた恩人じゃないか。
   ここはまず助けてくれたことへのお礼が先だ)」

中山は荒れそうになった呼吸を整えると、スッと立ち上がり頭をさげる。

中山「助けてくれてありがとう。えっと……クライネさん、だっけ?」

だが、お礼を言われた当の本人はポカンと口を開けて止まっている。
そしてしばらくして再びキッと眉を釣り上げると、こちらに激しく詰め寄ってくる。

クライネ「べ…別にアンタに褒められても嬉しくもなんとも無いわ!
     それよりお礼を言えるだけの知能があったことに驚きよ。
     ゴミクズの割にはなかなか殊勝な態度じゃない」

そう言うとクライネはくるりと振り返る。長い金髪が風に乗ってなびいた。
風を遮る無骨な仮面を付けていても、花のような爽やかな香りが漂ってくる。
それほどまでに先ほど自分と接近していたことを中山は改めて思い出した。

中山「(よく見ると……美人、だよなぁやっぱ。
   これが山賊退治とか訳の分からない命令じゃなく、
   本当のサッカーチームだったらどれだけよかったか……)」


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0ch BBS 2007-01-24