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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[414]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/19(火) 23:26:21 ID:???
数刻前。規定時間通りに王宮への帰路を走る集団があった。男勝りの熱血従騎士ことセシルを隊長とする第九小隊である。
順調に行軍していた彼女たちだったが、通り道である北の村から上がる大量の煙に異変を感じ足を止めていた。

セシル「あの煙はいったい…?なんだか戦いの音も聞こえるみたいだし…」

傭兵A「おーい、何をしてるんだよセシル!はやく進もうぜ〜!」

傭兵B「もたもたしてると規定時間に間に合わないぞ。何があったか分からないけど早く行こうぜ」

セシル「何だか胸騒ぎがする……一旦進路変更!あの村に立ち寄るわよ!」

傭兵A「(また勝手に予定変更かよ。相変わらずの仕切り屋だぜ)」

傭兵B「(でもこの間の訓練はあいつの作戦で勝てたようなものだからなぁ)」

セシル「最近この辺りに山賊が出没するってジェイガンさんたちも言ってたじゃない。
    もしかしたら私たちの助けを必要としているかもしれないわ」

だが、これまでセシルのキャプテンシーに振り回されてきた仲間たちは反抗的な態度で首を振る。

傭兵A「そんなのただの噂話だろ?もしくは俺たちの気を引き締めさせるためのジェイガンさんのいつもの狂言回しだよ」

傭兵B「それに俺達はいま行軍任務中なんだ。遅刻して減点されないようにすぐに城に戻るべきだ」

セシル「あ、アンタらねぇ……!目の前で助けを求めてる人がいるかもしれないのに何言ってるのよ!」

傭兵A「そ、そりゃあ…だけどホントに山賊に襲われてるって決まったわけじゃないんだろ?
   きっとあれだよ。何かゴミとか燃やして煙がたってるだけだってきっと」

傭兵B「そんなに助けに行きたきゃ一人で行けよ。お前ひとりの勝手で減点されるのはいやだからな!」


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0ch BBS 2007-01-24