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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[416]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/19(火) 23:28:48 ID:???
彼女の目に飛び込んできたのは自分がライバルと認めた従騎士。
常に自分たちより先を行く第七小隊の部隊長のクリスだ。
この間の訓練で勝ちはしたが、個人での力量ではまだはっきりと勝負をつけたわけではない。
そんな彼女が仲間を人質に捉えられ、山賊たちに囲まれて狼狽しているではないか。

セシル「くっ……はああああぁぁぁぁっ!!」

同じ女性騎士としてだけでなく、所属部隊を越えた友情もある理想のライバルでもあるクリスの危機。
屈強の山賊がまったく怖くないわけではない。だが今は恐怖よりも仲間を助けなければという使命感がセシルを突き動かしていた。

セシル「いつどんな状況だろうと力を合わせ一体となった戦いができる。それこそがアリティア騎士の戦い方!!」

訓練放棄?減点対象?そんなモノはクソ食らえ。今はただ、少しでも早く大事な『仲間』を助けることだけだ――。




セシル「顔をあげなさいクリス!それでも私のライバルなの!?」

クリス「セ……セシル…!?ど、どうしてここに!?」

山賊たちを馬の突撃で吹き飛ばし、ライアンを開放したセシルは
呆けているクリスを立ち直らせるようにはっきりとした口調で怒鳴りつける。

セシル「理由なんてどうでもいいわ。今は……この山賊たちを倒すのが先決よ!」

クリス「! え、ええ!貴女が来てくれるなんて……百人力よ!」

ライアン「セ……セシル、さん……あ、ありが……ざい……す……」

セシル「随分派手にやられたものねライアン。けど、もう安心しなさい。
    あとは私たちがちゃちゃっと片付けちゃうから」


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