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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[561]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/21(木) 23:27:43 ID:???
〜倉庫・地下室〜

山賊A「ぐぐ……せ、せめぇんだよ!もっとそっちにいけや!」

山賊B「うるせー!そっちこそ足をもっと畳んどけ!邪魔なんだよ!」

東の村の大きな倉庫の地下室。この牢屋に山賊たちがぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。
両腕をと両足をしめ縄できつく縛られ、まったく身動きできない状況である。

山賊頭「へっ、落ち着けよ。ちゃんと仲間の助けが来る。そう手引きをしているんだ」

山賊C「お頭!それは本当ですか!?」

そこへ数人の人影が現れる。不気味な仮面をつけた屈強な大男たちを従えた、二人の少女である。

山賊頭「おお、噂をすればなんとやらだぜ。へへっ、さぁ早くこの縄をほどいてくれよ!」

クライネ「…はぁ?アンタ、誰に向かって口を聞いてるわけ?ゴミクズの分際で随分な態度ね」

金髪長髪のつり目の少女は髪をかきあげながら、汚いものを見るような蔑んだ目で吐き捨てる。

山賊頭「な…?お、お前たちは俺らを助けに来たんじゃねぇのか?」

ローロー「ウキキ。お前たちが村で暴れる。そして捕まる。これでまずまず計画通り」

仮面の男たちの中で一番大柄な男が体格に似合わない高い声で愉快に笑う。

山賊頭「そ、そうだ。そしてお前たちが俺たちを助ける。そういう話だったよなぁ?なぁ!」

クライネ「……はぁ。こんなバカたちに説明するのさえ億劫よ。アイネ、アンタから適当に話してあげなさい」


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