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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
[565]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:32:49 ID:???
ロディ「なっ…」
ルーク「なにィ!」
ライアン「そ、そんなァ…ぼ、僕達なにも悪いことをしてないのにィ…」
ジェイガン「確かに人道的に見れば立派なものだろう。
現にこの東の村の村長殿はお前たちに感謝をしてもし足りないと申しておる。
だが……予め指定された決まりを守れぬものに到底騎士の資格があるとは思えぬな」
セシル「! ……た、確かにそうかもしれません。ですが私たちは…!」
傭兵A「だから俺はやめとけって言ったんだよな。まったく、いつも勝手な行動しやがって」
傭兵B「ははっ!俺達は余裕で規定時間内に帰還した騎士の鏡みたいな行動をしたからな!」
セシル「くっ…」
セシルの仕切りたがる行動に不満を持っていた第九小隊の仲間たちはこれ見よがしに口を尖らせる。
そんな彼らの憎たらしい口撃に対し、セシルは悔しさに拳を震わせることしかできなかった。
ジェイガン「静かにしないか。……これまでアリティア騎士試験の上で、特例というものは存在しない。
お前たちの行動は確かに立派なものだ。だが、規約を違反したことは事実。
それに対し何もお咎めなしというわけにはいかぬのだ」
クリス「(型に嵌った行動しか許されないのが騎士……?
私が、おじいちゃんと夢見ていたアリティア騎士って…そんなものだったの…?)」
亡くなった祖父と共に幼い頃から夢見ていた憧れの職業の影の部分を見せつけられたクリスは顔を俯かせる。
ジェイガン「それではまずセシル。己の部隊を放棄し、単独行動することは部下を見捨てることと同義。
よって、お主に与えられる罰は相当重いものなのだと覚悟することだ」
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0ch BBS 2007-01-24