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1- レス

【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[571]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/22(金) 00:38:25 ID:???
森崎が彼女に伝えた言葉を捩ったその叫びは、非常に魂のこもったものだった。
その言葉を聞き、ジェイガンは口の端を持ち上げて静かに喉を鳴らす。

ジェイガン「フフ……見習いの分際で口だけは一人前気取りか。
      その堂々たる態度。このジェイガンの盟友マクリルのまさに生き写し。
      マルス様。そろそろこの辺りでご勘弁願えないでしょうか。
      このジェイガンも、これ以上偽りとは言え汚名を被るのは苦しゅうございます」

マルス「うん。ごめんねジェイガン。嫌な仕事を請け負わせてしまって」

ジェイガン「いえいえ」

クリス「え…?な、なにがどうなって…?」

マルスは玉座から立ち上がると、突如態度が変わったジェイガンの様子に呆けたクリスたちの前に立つ。

マルス「罰というのは規則を破ったものに与えられる物。
    だが、逆に善い行いをしたものにも与えられるものがある。それが報奨だ。
    君たちの今回の行動は罰を上塗りしてもまだ足りないほどの功績を残してくれた。
    この国を統べるものとしてお礼を言わせてくれ。村の人々を助けてくれたことに本当に感謝している」

クリス「マ、マルス様……」

語庵「あ、あの…それじゃあ私たちは…その、罰を受けなくても良いのですか?
   またこれまで通り訓練を受けられるんですね?」

マルス「当然だ。君たちの能力、ジェイガンからは非常に優れていると聞いている。
    教官を務めている森崎の手腕もあるだろうが…」

そう言うとマルスは森崎の方をちらりと見る。森崎は気分良くひらひらと軽く手を振った。


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