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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
[573]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/22(金) 00:41:28 ID:???
クリス「で、でも……セシルは私たちのために第九小隊を辞めさせられて……」
セシル「いいのよ。前々から面倒事は全部私に押し付けてくるようなあいつらには愛想がついてたし。
……それに、一兵士じゃなくてもこのアリティアのために役立てることはまだまだあるわ。
あんまり自信がないんだけど、料理とか裁縫とか勉強して宮仕えの女中にでもなれば……」
クリス「セシルったら……もう、前向きすぎるにもほどがあるわよ」
セシル「言ったでしょ?私は自分の選択に後悔するような生き方はしてないって!」
それでもセシルの目尻には涙が溜まっていた。やはり騎士の道を断念することになる悔しさはそう簡単に拭えないのだろう。
だが、その時カタリナがジェイガンへと頭を垂れて直訴した。
カタリナ「失礼ながら申し上げます!私は軍師見習いとしてこれまで第七小隊を支えてきましたが…
部隊を指揮するに当たって、もっと大部隊の状況での訓練を望みたいです!
そこで、新たに1名ほど第七小隊に増員を希望したいんですが……」
ジェイガン「ほう?しかし5人部隊と6人部隊では想像以上に苦労の差があるぞ。
今まででも大変だった隊員の装備の管理や補充、その他の雑用の仕事が更に増えることになるのだ」
カタリナ「それでも構いません。将来近衛騎士団の軍師となるからには、それくらいの仕事はこなしてみせます!」
ジェイガン「だそうですがマルス様。困りましたなぁ。そう簡単に人員を増やすことなどできますでしょうか?
この厳しい訓練を経て、これまで多くの見習い共が脱落してしまいましたからなぁ」
マルス「フフッ、困ったなぁ。どこの隊員も定員いっぱいで手が空いている、
それこそどこの部隊にも属していない従騎士なんてどこにいるんだろうか?」
森崎「(……ったく。マルスもジェイガンさんも周りくどいことをしやがって。
三文芝居にもほどがある。王宮騎士って言うのも案外面倒くさいものなんだなぁ)」
予めこうなることを想定していたのだろう。森崎はチラチラとセシルに視線を向けるマルス達の様子に呆れて息を吐いた。
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0ch BBS 2007-01-24