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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[67]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/03(日) 22:21:58 ID:???
どれだけ速く走ろうとも、人の足では馬の足には届かない。
逆に人の足に合わせて進んでしまっては折角の相乗り作戦も無駄になってしまう。
だが、森崎は自分の出した結論は何らおかしくないと自信を持って答える。

森崎「早く進もうとすればするほど、馬の負担が増えてしまうことになる。
   山間の砦で休憩を挟むとしても、無理に相乗りをして進軍しても得られる余裕は少ないと思うんだ。
   だから俺だけが徒歩でついていく。大丈夫、こう見えても俺は瞬発力には自信があるんだ」

クリス「えっと…でも、山間の砦までにも結構距離がありますし、森崎殿だけ地面を走らせるのは…」

森崎の気遣いはありがたい。だが、教官を走らせて自分たちは馬に乗って進むことに対してクリスは気が引けていた。
煮え切らない態度を見せるクリスに対し、第七小隊の抑え役であるロディがうまく話を合わせる。

ロディ「深く考えないほうがいいんじゃないか?きっと森崎殿にも考えがあるんだろう。
    教官の言葉は絶対だ。クリス、君は部隊長として速やかに我々に進軍の指示を出すべきだ」

クリス「(……そうね。あの森崎さんなら本当に馬の足にもついてこられるかもしれない。
    ここはあの人の言葉を信用してみよう。これ以上ここで止まっているわけにもいかないし…)
    それでは第七小隊、改めて進軍開始!まずは中継地点の山間の砦を目指すわよ!」

一同「「「「「おーーーーーう!!」」」」」

こうして森崎だけは地面を走り、ルークとロディの馬のスピードについて行くこととなった。



森崎「(さーて、ああ言ったはいいものの果たしてちゃんとついていけるのかな?)」

クリスたちに気を使わせて速度を落とさせてしまっては自分の発案はまったくの無駄になってしまう。
今回の森崎の行動の優位性を証明するためには何がなんでも遅れないように走り続けなければならないのだ。

森崎「(決まってしまったものは仕方がない。なぁに、プロサッカー選手(予定)のスタミナと脚力を舐めるなよ!)」


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0ch BBS 2007-01-24