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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】


[82]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/07(木) 20:47:40 ID:???
訓練初日。緊張で一睡もできずにいたクリスは遅刻ギリギリで訓練場へと走っていた。
そこで自分にぶつかってきたのが、今では自分の一番のトモダチだと自慢できるカタリナである。

カタリナ「ご、ごめんなさい。私急いでて…あ、もしかしてあなたもアリティア騎士を目指してこのアリティア城へ?」

クリス「ええ。ここで騎士試験を受けられると聞いてきたの。私はクリス。セラ村から来た騎士志願者よ」

カタリナ「クリス、短くて素敵なお名前です。じゃあ、一緒ですね私たち。
     私はカタリナと申します。私もマルス様にお仕えしたくてここへやって参りました」

クリス「よろしくねカタリナ。一緒に正騎士になれるよう頑張りましょう」

数百人に及ぶ志願者をふるい落とすため、王宮試験教官の代表であるジェイガンは二人組のペアを組ませて模擬戦を行わせた。
その際にクリスは軍師志望のため戦うすべを持たず一人爪弾きにされていたカタリナと組み
カタリナの指揮のもとでクリスは普段以上の力を発揮し、ジェイガンに一目置かれる好成績を収めたのである。

その後、前大戦で亡くなった兄の遺志を継ごうとする真面目なライアン、
輝ける伝説の騎士を夢見る熱血漢のルーク、そんな彼らを後ろから支える冷静沈着なロディ。
彼ら3人を加え、第七小隊として正騎士昇格を目指して訓練に励んできたのだ。

挫けそうになりそうなときもあった。だが、その度に仲間たちと支え合い、励まし合ってここまでこれた。
特に、今自分の目の前にいるロディという少年。彼は突っ込みがちな自分やルークをうまくフォローしてくれた。
その分他の騎士に比べて目立つ回数も少なく、あまり良い評価がもらえない時期もあった。

クリス「(私たちの今の成績はきっとロディがいてくれたからよね。
    ロディがみんなをフォローしてくれると分かっていたから、
    私やルークが気負いすること無く前に向かっていくことが出来てたんだから)」

改めてロディの気配りの良さに気づき、クリスは感謝の気持ちでいっぱいになる。
この気持ちに答えるためには、部隊長に選ばれた自分が小隊を引っ張り、
全員揃って正騎士昇格を果たすことでしか返せないと決意する。


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0ch BBS 2007-01-24