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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
[877]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/26(火) 21:27:26 ID:???
だが、この騎士Aもアリティア正騎士団に名を連ねる強靭な兵士の一人。
いかにカタリナの魔法が強力といえども、たった一撃で倒れる軟弱な体力ではなかった。
カタリナ「(さすがはアリティア騎士。並大抵の体力ではないですね。
この情報は覚えておいたほうがいいかもしれないです。……今後のためにも)」
カッ!
騎士A「ぬ……?くっ、まだ魔法は続いていたのか!?」
炎が消え、カタリナの攻撃は終わったかに思えた次の瞬間、
再び騎士Aの周囲に、今度は紫色の炎がまとわりつくように熱を上げていく。
これにはさすがの騎士Aも音を上げ、地面をタップして降参するしか無かった。
騎士A「よもやこれほどとは……第七小隊、恐れ入る。お見事……」
クリス「(す、すごい……カタリナ、やっぱりカタリナはすごいよ!)」
セシル「(これほどまでの実力を今まで出せなかっただなんて…勿体無いったらありゃしないわ)」
カタリナ「あ、あの……すみません!久しぶりの実戦で、その、加減が出来なくて……」
騎士A「いや、心配はいらない。それより驚いたよ。俺も知り合いがカダインにいて
魔法のことは少しは学があったんだが、君のあの紫色の炎は初めて見るものだった」
カタリナ「そ、それほどでも…ないです」
相変わらずのおどおどした態度で照れ隠しするカタリナ。
そんな奥ゆかしい態度を見て、カインも満足気に頷く。
カイン「己の力に過信すること無く、これからもさらに精進を続けることだ。
アリティア騎士団からカダインを超える魔道使いが生まれる日も夢じゃないかもしれんな」
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0ch BBS 2007-01-24