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【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】
[973]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:23:42 ID:???
藍「むむ・・・では、マエリベリー様がスキマを作って幻想郷に入り込んだ事については?」
紫「あの子もその他の世界の私とは少し違う・・・少し特別な存在なの。
私とは同一ではないけれど、境界を視て認識する程度の力は持っているわ。」
藍「では今回の事は、マエリベリー様が持つ力を幻想郷が引き寄せた・・・?」
紫「恐らくね。 仮にあの子がこの基本世界の外に存在していたとしたら、
その能力を以って、幻と実体の境界と常識の境界を飛び越えて幻想入りするのは必然・・・。
省24
[974]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:24:43 ID:???
紫「・・・私の知識の中のマエリベリーは、私と同じ能力は持っていなかった・・・それは確か。
あくまで境界を視る程度の能力で、それ以上でもそれ以下でもなかったわ。」
藍「・・・とすると、外的要因でしょうか。
そう言えば、先程のマエリベリー様は今の状況を夢と仰っておりました。
それに何やら実体を感じられず・・・・・・そう、念体のようでしたが、それが何か関係が?」
この藍の言葉に、紫はこの日初めて嬉しそうな顔を見せた。
省31
[975]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:26:20 ID:???
紫「フフ、ほとんどの世界の私はパトリック・ラフカディオ・ハーン・・・つまりは小泉八雲の・・・
東洋と西洋の両方を生き、幻想を愛した随筆家の・・・その孫として平穏な一生を終えるだけの存在。
けれど、あのマエリベリーだけは一風違ったハーンの血族の中に居る・・・。
それが関わっているかは判らないけど、彼女の可能性については無限としか言い様がないわね。」
藍「場合によっては・・・あの方が幻想郷をもう一つ創造する事も有り得るのでしょうか?」
省25
[976]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:27:22 ID:???
藍「・・・時に紫様、マエリベリー様と直接の接触を避けたのは、御二人が同一の存在である事と関係が?」
紫「ええ勿論・・・って、貴女もしかしてSBRを読んでいないの?」
藍「SBR・・・?」
紫「そう、Steel Boal Run・・・とある天才文豪の生み出した物語よ。
その物語の中では、私と同じように並行世界を行き来できる人物が居るのだけど・・・
とある人物が、別世界の同一人物と直接接触をした時・・・その人物は消滅してしまうのよ。」
省15
[977]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:28:39 ID:???
紫「遠く離れた東と西で、全く同種の伝承が語り継がれている・・・何故こんな事が起こるのかしら?
出鱈目であれば、何処か途中で途絶え・・・一地方単位の伝説で残れば良い方でしょうに。」
藍「・・・・・・実際に起こった事だから、ですか?」
紫「そう、即ちそれが“真理”だからよ。」
藍「・・・・・・!」
紫「同じように伝承や文化として、人々に知られている真理が他にも沢山あるわ。
省24
[978]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 21:32:38 ID:???
これで一旦幕間となります。
以降は三杉達と同じ世界にてマエリベリー主観の話が始まります。
一応ここまでにアナカンで登場したキャラも登場します。
続きは明日以降になりますが、多分10〜15レスの間には収まると思います。
そしてよく知らんのに東方キャラを描写して全力でスミマセンでした。
恥ずかしさと不安で溢れてますが、途中からなんか脳内で変な汁が出てきました。
ワルノリってこういう時にするもんですよね。
それではまた。
[979]森崎名無しさん:2011/08/17(水) 20:17:34 ID:???
>>980なら次スレに岡山姉出演
[980]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/18(木) 17:50:52 ID:???
>>179 空気を読まず投下! ・・・すみません、流石にどんな顔して書けばいいか分からないんですw
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2−1)秘封倶楽部
メリー「・・・という夢を見たのさ!」
そう言って、私マエリベリー・ハーンは今朝の夢の報告を締め括った。
おっと、話を聞かせていたのは“秘封倶楽部”の仲間であるこの2人によ。
省34
[981]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/18(木) 17:51:54 ID:???
ナムリス「ボク達をからかう作り話にしてはチョット手が込みすぎてますね、メリー先輩。」
呆れたように苦笑して見せているのがナム、ナムリス・ユブンタイ。
学年は1つ下の後輩だけれど、実は年齢はもっと下・・・
去年、飛び級で私達と同じK大に編入してきた秀才だったりする。
飛び級なんか出来ちゃう秀才が、うち程度の偏差値の大学に何の用かと周囲は言うけれど・・・
私も蓮子もそういうのを気にした事はない。
省53
[982]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/18(木) 17:53:09 ID:???
蓮子「だからさ、このタケノコは一体どういう事なの?」
メリー「説明した通り夢の中の竹林で拾った物よ、夢から覚めたら2人に見せようと思ってね。
・・・ベッドで目を覚ました時、実際手に持っていた時は流石に混乱した訳だけどね・・・。」
そうなのだ・・・夢だとばかり思っていたのに、向こうで採った物が現実に現れた。
赤い屋敷でお茶を御馳走になったり、竹林でタケノコを拾って黒い鼠の様な何かに襲われたり・・・
省40
[983]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/08/18(木) 17:54:37 ID:???
2−2)Change ability of Strange Dream
蓮子「能力が“結界を操る物”に変わりつつあるんじゃないかな・・・。」
突拍子もないかとも思ったが、私は自分の考えた結論を口に出していった。
あー、やっぱり思ったとおり。 メリーはこれを聞いて目を真ん丸くしている。
メリーは『結界の境目が見える』っていう、ちょっと気持ち悪い目を持っている。
この目があるからこそ、我が秘封倶楽部は秘封倶楽部として活動が出来ているわけだが。
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0ch BBS 2007-01-24