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【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】


[989]埋めアナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/25(木) 18:54:06 ID:???

蓮子「相変わらず奥歯に物を挟んだ話し方をするのね…
    言いたい事、主張があるんだったらハッキリ言いなさいよ。」

ナムリスの物言いに焦れた蓮子が直球で不平を示す。
言われた側のナムリスは肩を竦めて困り笑いの顔をする。
いつもの光景である。

ナムリス「ふふ、すみません。 ではハッキリ申し上げます。
      それが100%メリー先輩の能力だと言うならば、我々の活動に変化はありません。
      今まで通り結界を暴いて行く中で、自ずと結果の方から飛び込んでくるでしょう。」

メリー「そうね、私の力だと仮定すればそうなる筈よね。」

蓮子「それじゃあ外的要因の方は?」

ナムリス「・・・研究と検証が必要になるでしょう。
      偶発的な物ならば、二度と同じ状況は有り得ないかも知れませんが。」

蓮子「はぁ……ちょっとナム、何を言いたいのか解らないんだけど?」

ナムリス「今のままの活動だけでは、我々はいずれ行き詰る……そう申しています。」

断じて告げたこの言葉は、蓮子とメリーの2人にも確かに理解が出来た。
これまで秘封倶楽部の活動は、点在する結界を暴き、覗き見る事が主体であった。
突き詰めれば、そこから得た情報から世界の隠された秘密を考察し……
世界の矛盾を解き明かす事にあった。



0ch BBS 2007-01-24