【猛虎】キャプテン霊夢9【襲来？】

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【猛虎】キャプテン霊夢9【襲来？】

[975]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2011/07/22(金) 01:09:25 ID:9N0HCIHo
霊夢「……はいぃ！？」
妖夢「な、何ですか、その明らかに意外過ぎると言いたげな顔は！」
霊夢「い、いや、実際意外過ぎて……。というか、私は目指してるＦＷのタイプを
　　　聞いたつもりだったんだけど……」
妖夢「ええ。だから、幻想郷ナンバーワンのＦＷを目指すと言ったのよ。
　　　シュートもドリブルも、守備もこなせる最高の選手を！」

どうやら霊夢の聞き間違いではなかったようだが、何故突然そんな目標を掲げたのだろうか、と思う霊夢。
いや、もしかしたら彼女の中では既に定まっていたのかもしれないが。

霊夢「えーと……差支えなければ、それを目指すに至った理由を聞いても良いかしら？」

霊夢がおそるおそる聞くと、妖夢は待ってましたと言わんばかりに顔を輝かせる。
興奮しているせいか、余所向けの口調に戻っている。

妖夢「よくぞ聞いてくれました！そもそも私は、幽々子様やお師匠様に半人前と言われ続けて来ました。
　　　ですが、私にはその時は白玉楼を離れる決心がつきませんでした。しかし、何の因果か、私はここにいます！
　　　これは、私に与えられたチャンスだと思うのです！ここでサッカー選手として一人前を通り越して、
　　　幻想郷ナンバーワンのプレイヤーになれば、きっと私の剣術も一人前に進化しているはずです！」

いや、最後の結論はおかしいと突っ込みたくなる霊夢だったが、今の妖夢にそれを指摘する度胸はなかった。
何者にも囚われない彼女は、激流には身を任せて同化するのである。

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0ch BBS 2007-01-24