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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】


[211]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/13(水) 00:45:12 ID:???
そして、幻想郷ベンチでは輝夜はにまにまと笑みを浮かべながらガッツポーズを取っていた。
相手にとってのアンラッキーは、こちらにとってのラッキー。
凶悪なストライカーがいなくなったという事実は、幻想郷にとっては降ってわいた幸運である。

輝夜「(よし……フランドールが退場してくれたのはでかいわね! 1点が入ればキスメを投入しようと思ってたけど……。
    この状況ならその必要はなさそうだわ)イナバの手当の方はどうなってる?」
てゐ「ちょうど終わったよ! すぐ出られる!」
輝夜「ナイスタイミングよ。 よし、それじゃあ今からここからの戦い方を説明するわよイナバ。
   反町君たちによく伝えてきて……!」
うどんげ「は、はい!」

美鈴「フ、フランドール様が……わ、私が競り合ったから……」
パチュリー「心配は不要よ、美鈴。 今は試合に集中しなさい。 妹様も大分落ち着いていたようだから、問題は無いわ」
美鈴「で、でも立場的に考えて……」
パチュリー「……レミィが何か言ってきたら私が説明してあげるわよ。とにかく、落ち着きなさい」

一方、フィールドでは美鈴が顔面蒼白といった表情でうろたえ……これをパチュリーが宥めていた。
紅魔館の門番職を務める美鈴にとって、フランドールは超がつく程の目上の存在である。
粗相など働けなどしないし、失礼をしてしまっては或いは文字通り物理的に首が飛んでしまう可能性だってある。
そんな関係だというのに、あろうことか自分とのプレイが原因でフランドールが退場をしてしまったのだから……彼女の心中は複雑だ。
そして、パチュリーが懸命に宥め、ようやく落ち着いた頃……。
ベンチから治療が終わったうどんげが駆けつけ、早速先ほど輝夜から聞かされた話を説明し始める。


0ch BBS 2007-01-24