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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】


[328]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/22(金) 00:42:57 ID:???
だが、それでも美鈴の中国武術を応用した独特のクリアーを掻い潜る事は不可能だった。
どれだけジャンプ力はあろうと、もともとの体格に差がありすぎる両者。
右足を天高くつきあげながら龍が如く飛翔した美鈴に跳ね飛ばされた諏訪子は断末魔を上げ。
美鈴はしっかりと活躍できた事にその瞳に涙を浮かべながら地面に着地し、ポーズを取るのだった。

美鈴「(輝いてます……今の私、最高に輝いてます!!)」
ヒューイ「(……でもやっぱり地味だよねぇ。 あの兎とかみたいにネタにもされないし)」
諏訪子「あーうー……(やっぱ1人じゃこいつらかわすのむずいよ……)」

因みに吹き飛ばされた諏訪子が遅れて飛び上がったヒューイに接触をしていたのだが。
これはどう考えても故意ではないとみて、審判は流していた。

ジョン「あっとぉ!? これは美鈴選手、超人的な競り合い強さでクリアーに成功したァッ!!
    流石はセービングは三流だが飛び出しの上手さだけは一流と呼ばれていた元紅魔スカーレットムーンズキーパーッ!!
    浮き球には絶対の自信を持つ諏訪子選手も、うまくトラップが出来ませんッ!! 零れたボールは静葉選手がフォローッ!!」

バシッ!

静葉「(何気に酷い事言うわよね、この実況……さて、それはそれとしてどう攻めたものかしら……?
    もう打てる手なんて殆ど……)」
パチュリー「静葉!!」
静葉「(パチュリー……?)」

実況の毒舌に内心冷や汗を流しつつ、静葉は拾ったボールをキープしつつどう攻めたものかと思案し……。
しかし、直後にパチュリーに声をかけられそちらへと視線を移す。
そこには反町やリグルといったFW陣に交じり、ゴール前に陣取りボールを待ち構えるパチュリーの姿。
それを見て静葉は一瞬、眉を顰めるのだが……すぐにパチュリーの考えに思い至り、小さくコクリと頷く。


0ch BBS 2007-01-24