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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】


[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 23:37:56 ID:???
萃香「おっ、敵さんのキャプテンはいい性格してるね〜。 試合を心から楽しむって事をわかってそうだ〜」
勇儀「いいねぇ、気に入った! 薬師ぃ、お前いいトコに派遣されたねぇ!!」
永琳「……貴方達も、相変わらずいい性格してるわね……」

そんな両チームの対立に関係なく、至って普通に会話をしていたのはそれぞれのチームに派遣をされた選手達。
ウルグアイに派遣をされた伊吹萃香、星熊勇儀、射命丸文。そして、アルゼンチンに派遣された八意永琳であった。
彼女たちには両国の諍いなどは殆ど関係ないのだから、これも当然の事と言えるだろう。

萃香「つっても、私たちだって今日の試合がこいつらの大切な誇りがかかった試合だってのはわかってるんだ。
   お前さんたちにゃ悪いが、今日は白星を貰うよ!」
文「(決勝トーナメントに上がりませんと、記事も思うように書けそうにないですし……。
   勝ち点は稼ぎませんとね)」
永琳「あらあら……こちらには私しか派遣選手がいないのだから、少しくらいは手加減してほしいのだけど……」
勇儀「無論最初から杯は捨てないさ! それは私の意地だしね!」
萃香「私も〜。 後半にならんと酔い回んないしね〜。 でも、前半だってそこそこ本気でやっちゃうさ〜」

しかし、それでも両者ともに負けるつもりは毛頭ない。
幻想郷戦においてビクトリーノの事を多少なりと認めた鬼の2人は、彼の誇りを守る為に自らに出来る範疇で力になろうと考えていたし。
文は文でここで負けては記事もまともに書けやしないと、いつになく真剣である。
それに対して永琳は微笑を携えたままやんわりといなし……そうこうしている間に両チームキャプテン立会のもとコイントスが行われ。
結果、アルゼンチンがボールを――ウルグアイが陣地を取る事となる。


0ch BBS 2007-01-24