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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[885]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/19(水) 01:26:58 ID:???
前半戦が終了し、ハーフタイムに突入をした所で……視点を観客席からスタジアム内部――医務室へと向けてみよう。
試合が始まってから45分……イタリアとの試合中、体力が枯渇した為に気絶をした秋穣子は。
この時間になって、ようやく意識を取り戻した。
穣子「ぅ……あー……だっるぅ……」
妹紅「あ、穣子! 気が付いたんだね!! うん、良かった良かった!! 体は何とも……」
穣子「ぁー……悪い、妹紅。 ……ちょい、マジでうっさい」
てゐ「病室では静かにお願いしますウサ」
この穣子の復活に対して瞬時に反応したのは、燃える闘魂、血液がマグマでできているかのような熱血漢――藤原妹紅。
良かった良かったと嬉しそうにする妹紅であるが、当然、起き抜けの穣子にとっては鬱陶しい事この上なく。
てゐは呆れたように苦笑いをしながら、静かにするよう言い聞かせる。
そして、そのまま穣子の体調を改めて確認。
永琳はおろかうどんげにも医術の知識では劣るてゐではあるが、この分ならしばらく横になって栄養を取れば問題ないだろうと診断し。
未だにぶつぶつと喜びをあらわにしている妹紅と共に、観客席にいる輝夜たちに穣子の件について報告に向かう。
そうして静かになった部屋の中で、穣子は上体だけを起こしてきょろきょろと周囲に目を向ければ……。
カチャッ……
穣子「……! ……姉さん」
静葉「あら、気が付いたみたいね。 穣子、喉は?」
穣子「ん……カラッカラね」
静葉「なら丁度良かったわ。 お茶を買ってきたの」
不意にドアが開き、穣子は瞬時にそちらへと顔を向け……そこに立っているのが静葉であるのを見て、少しだけ眉をひそめた。
一方、入ってきた静葉は微笑を浮かべながらその手に持っていたペットボトルのお茶を穣子に差し出し。
受け取った穣子は、蓋を開けようとするのだが……中々手に力が入らず、ぐぎぎと声にならない声を上げる。
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0ch BBS 2007-01-24