※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテンブライト8
[662]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/08(木) 03:16:33 ID:lEPzOdiw
トイレに入ったあおいちゃんが、唐突に右手を上げる。
その時チリチリした感覚をハマーは感じ取った。
ハマー「(せ、成功する予感!? あぼーんでもいい、逞しく育ってほしい!)」
さて。あおいちゃんが掲げた右手が、蒼く輝き始める。
ハマー「(これは…灯里殿の必殺技『蒼き右腕』!? 何故、あおい殿が!? 蒼いだけに!?)」
光はさらに輝いて室内を照らし、全てを蒼く染めていく。もう蒼さで何も見えない。
ハマー「(くっ、カメラで撮れないでござる! しかし、せめて『音』だけは…!)」
しかし今度もやはり、高感度マイクが何も音を拾っていない。
ハマー「(これ、もしかしてWB専用の音姫機能!?)」
あ。よく考えれば、障害者用トイレに音姫はついてないっぽい(音が逃げないから)。
逆に、通報装置と勘違いした障害者が、心臓発作とか起こしたら悲惨だ。
『ぐはっ。心臓が!? う、動けない…! ん? 音量!? これで外に合図できるのか!?』
音姫起動。自然の清流音+カッコウの鳴き声(らしい)。
『こ、これで外に合図できた…。後は助けを待つだけだ…。…ぐっ、胸が苦しい…!』
音姫起動。何度も起動。何度も流れる清流音。
そして彼は、十数時間後に発見され…
…泣けてきた。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24