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キャプテンブライト8


[91]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/22(金) 00:52:33 ID:jLvy0nWk
瀬戸口「それで舞ちゃん。この状況で一番有利な一手って、なんだい?」
芝村 舞「ふむ…。システムそのものへのハッキングもいいが…」
瀬戸口「が?」

芝村 舞「ミノフスキー粒子」

瀬戸口「あ」
キバヤシ「うっ…」
タカトシ「あー」

瀬戸口「すっかり忘れてたな、そういうの…」
芝村 舞「言うなよ!? これ、ウチのヤツらに言うなよ!?」
瀬戸口「なんでさ」
芝村 舞「そのほうが 面 白 い から」
タカトシ「(そんな理由…)」
芝村 舞「まあ、もともと適当には撒布してあるのだろう? だからその濃度を越えられるくらいのもの…
 そうだな。強力な電波を発信する装置が、近くにあるはずだ。おそらく半径30m以内とか、そのへんに」
タカトシ「強力な…ってことは、大きいんですよね。アレなんか怪しくありません?」

 タカトシが指差した先には、アンテナが何本も立った、いかにも怪しい設備が。
 しかし、壁に『放射能注意』のマークが描かれている。恐らく嘘だろうけど。

キバヤシ「十中八九、それだろう。強い電波が出てる。放射線は検知されてない」
ハチ「でも、このご時世…ソレ系の施設への攻撃はやばいっしょ?」
芝村 舞「だから、おいどんたちも大人の対応…見なかったフリをするでごわすよ!」


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