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【これは何やら】キャプテン霊夢10【みょんな運気】


[31]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/07/23(土) 22:45:53 ID:IA74UQ26
霊夢「で、私達はどうせもうすぐ出るけど、催促じゃないなら用は……って何かデジャヴが」
輝夜「ふふ、ま、そういうことよ。そこのイナバ、ちょっとこっちに来て頂戴」
ウサギK「わ、私?」

自分の方を指差されて、慌てて輝夜の方に駆け寄るウサギK。

ウサギK「あ、あの……」
輝夜「もう予想は出来ていると思うし、勿体ぶってもしょうがないわね」

そう言って、一枚の封筒を取り出し、ウサギKに渡す。ウサギKはあ、と思いながらも
黙ってそれを受け取り、輝夜に確認してからゆっくりと封を開ける。

『因幡 鼎(イナバ カナエ)』

そこに書かれていたのは、ウサギKの新たな名前。これまで何度もあったことであり、
予想出来ることではあった。だが、それを見たウサギKの顔は、喜びと困惑が綯い交ぜになったようなものだった。

ウサギK「……」
輝夜「あら、気に入らなかったかしら?」

少し残念そうに言う輝夜の言葉に、ウサギKのハッと顔を上げてブンブンブンと首を振る。
嬉しくない訳がない。主人である輝夜に、自分のことを一人前だと認めてもらったのだ。
だが、今のウサギKはそれを受け取って良いのか、分からなかったのだ。


0ch BBS 2007-01-24