【これは何やら】キャプテン霊夢10【みょんな運気】

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[934]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2011/08/13(土) 23:18:37 ID:dkmIW7Zo
霊夢「……」

修行と言っても、普通の巫女が行うような修行とは少し違う。
参拝の作法やお祓いの儀式等については一通りの知識を有してはいるし、
今更それを行うのは、復習以外の意味は余りない。
霊夢が行ったのは、主に神様の力を借りる『神降ろし』の儀式の訓練である。

霊夢「……ふぅ、とりあえずこんな所かしら……。でも、久しぶりだとやっぱり感覚が狂うわね……。
　　　早苗とかこういうの詳しいのかしら。あの子だったら真面目に修行してそうだし、
　　　今度聞いてみようかなぁ」

これまで面倒だと思い基本的な修行を怠っていたツケが来ているのか、
以前紫に修行させられた時に降臨させていた、住吉三神の力も上手く借りることが出来ない。
それ以外にも以前呼び出したことのある神様を降臨させようとしてみるが、今一つ上手くいかない。
天石門別命は問題なく降ろすことが出来たが、余り頼りにはならなそうだ。

霊夢「ま、それでも使えないよりはマシか。さーて、そろそろ朝御飯の準備をしないとね」

……霊夢は気付いていなかったが、その光景を珍しそうに見ている者がいた。

？？？「あらあら、霊夢が修行をしているなんて珍しいですね。今度お手伝いして上げようかしら」

彼女は珍しい物を見た、と思いながらも微笑ましそうに霊夢を見守っていた。
その左腕には怪我をしている訳でもなさそうなのに、包帯がぐるぐる巻きにされていた。

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0ch BBS 2007-01-24