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1- レス

【最終】ファイアーモリブレム33【試験】


[185]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:26:39 ID:???
>>184
お中元でもらうとちょっと嬉しかったりしますね。ちなみに私は牛乳割りが好きだったりします。
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召し上がれ→ カルピス


グラスに注がれたその白い液体は、実に喉越し爽やかでどこか懐かしい味がした。
わずかに心が澄んだように感じたカインは、自分の悩みをリフに聞いてもらおうと決心する。

カイン「リフ殿。よろしければ俺の悩みを聞いていただきたいのだが…!」

リフ「ほっほ。この老僧の言葉でよければお力になりましょうぞ」

リフの穏やかな口調に安心したカインは、少しだけ間を開けて身を乗り出すように話しだす。

カイン「……リフ殿。俺は、教官失格です。後輩の台頭を素直に喜べず、己の成長を優先してしまった。
    従騎士たちの訓練だったはずなのに、俺は彼らに追い抜き、追い越されることを恐れている…!
    本来なら彼らを導く存在である上官の俺が、こんな情け無い考えをしてしまうことが憎たらしいのです!」

リフ「カイン殿。お主が恐れているのは本当に従騎士たちなのでしょうか?」

カイン「え…?」

リフ「後ろのほうで戦いをある程度見学させて頂きましたが…
   カイン殿の剣が揺れだした原因。それはあの騎士にアベル殿のことを言われたからでは?」

カイン「……」

リフ「同期の騎士にして親友。そしてライバル。あなたの人生の中で家族以外に最も共有する時間の多かった
   まさに『相棒』と呼べるべき存在だったのでしょう」

カイン「はい。アベルと肩を並べて戦うことが楽しかった。どんな敵が来てもアイツと一緒ならば負ける気がしなかった」


0ch BBS 2007-01-24