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1- レス

【最終】ファイアーモリブレム33【試験】


[42]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/01(月) 03:41:53 ID:???
気分は父兄参観→ ダイヤJ
>ダイヤ・ハート→ここは俺が盾になろう


ジョルジュ「ここは俺が盾になろう。各自、反撃の準備を整えておけ」

一瞬ライアンの方を見るジョルジュだったが、ライアンは怯えたように目を背けてしまった。
これまでかけられていた期待を裏切ったことへの申し訳なさからなのか。
それとも見捨てられるかもしれないという恐怖心からなのか、その真意はわからない。

ジョルジュ「(一つの才能が潰えるか。だが、半端に自信をつけて無駄に命を散らすよりは……幸せかもしれんな)」

それでも彼ならまた立ち上がってくると一縷の望みを抱きつつ、ジョルジュは壁役として前へと歩み出る。

ドーガ「よし。向こうも守備が整ったようだな。それでは攻撃を仕掛けよう」

魔道士「はい。……ライアンくんは大丈夫でしょうかね」

ドーガ「このままでは少し厳しいかもしれん。だが、ドルーア帝国が倒れた今、
    騎士団に必要なのは武力一本というわけではない。
    そのことにあいつが気づくことができるかどうかで、まだ挽回できるかもな」

魔道士「ゴードン殿の後を継ぐものとして、多くのものが彼に期待を抱いています。
    なんとか頑張ってもらいたいところですよね」

ドーガ「ああ……そうだな」

その言葉は本当に自分の意志なのか。ライアンのことを思えばここで落第させてあげたほうが安全なのではないだろうか。
たとえそれが彼の『夢』を跡形もなく砕く行為となることになるとしても。
ドーガは答えを出すことができないまま攻撃命令を出す。


0ch BBS 2007-01-24