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1- レス

【最終】ファイアーモリブレム33【試験】


[641]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/11(木) 02:49:18 ID:???
今の森崎の力の源は仲間と協力し、自身の足りない才能や力を補いあって高めることによるものだろう。
自分の野心のための駒としてではなく、大事な仲間として共に助けあってゆく力は森崎に新たな力をもたらした。
しかし、ワールドユース大会をそこそこの活躍で終えた森崎は
かつての自分を中心に降り注ぐ喝采の味を懐かしく感じるようになってしまった。

森崎「どちらの思考も間違いなく俺のものなんだ。ガーネフと一緒にいるラムカーネはいわばもう一人の俺。
   自分の夢に正直に生き、相手の夢を躊躇なく砕く。…もしかすれば、今も俺の中にその心は残っているかもしれない」

オグマ「頂点に立てる人間はどこの世界でも一握りさ。真に強い存在というのは確かにお前の言うような非情な選択をとれる人間だろう。
    例え自分より優れた才能を持った者が相手だとしても、やりようによっては圧倒できることもある」

脇役ですらおこがましいほどの自分が、数多くの才人を押しのけ主役の座に君臨してきてはや数年。
数々の裏工作の果てに掴んだ栄光の輝きは、眩い色なのか濁った色なのかは今の森崎には判断できなかった。

森崎「…とにかく心に留めておいてくれないか?ガーネフがまたこの大陸の平和を脅かすかもしれないことを」

オグマ「分かった。だが、このことはあまり他言しないほうがいい。
    どこの国も前大戦を乗り越えて復興に勤しみ疲れきっている。
    そんな時にガーネフが復活しているかもと言われては要らぬ混乱を招くだけだ」

森崎「ああ、分かってるさ。マルスにも釘を刺されている。……オグマは信用できる相手だったから話したんだ」

オグマ「……フッ。暫くの間あの世に出張に出ていたのにもかかわらず、変わらぬ信頼ありがとうよ」

森崎「当たり前さ。なんせ大枚叩いて銀の大剣を買い与えてやるくらいだからなァ」

オグマ「そこが基準かよ、おい」

※オグマの評価が上がりました


0ch BBS 2007-01-24