※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【最終】ファイアーモリブレム33【試験】
[642]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/08/11(木) 02:50:25 ID:???
その夜。森崎は講師陣の一人として、明日の最終試験の軍議の場へと出席していた。
ジェイガン「配布した資料にも書いてある通り、明日の最終試験は講師陣と協力しながら砦を制圧する実技とする」
森崎「(今日の午前中の集団模擬戦と同じものか)」
ジェイガン「最終試験に相応しい試験官たちを用意している。誰が来るかは明日、自分たちの目で確かめるといい。
全ての砦をいち早く制圧し、さらに戦場の離脱者の少ない小隊から高順位をつけていく。
これまでの訓練の成績を加味した上で、正騎士昇格か現状維持か、はたまた落第かを判断する。
特に質問がなければこのまま解散とするが……」
そのとき、一人の従騎士が手を挙げて言う。
従騎士「ジェイガン様、第七小隊のクリスの姿が見えないのですが…」
森崎「なにィ!」
ジェイガン「むむむ……結局最後の最後まであやつの遅刻グセは改善することはなかったか。
森崎殿、すまぬがこの資料をクリスへ届けてやってはくれぬか?」
森崎「俺がですか?」
ジェイガン「これまで第七小隊の教官を最も多く勤めてきたのはお主であろう。
大事な教え子たちの面倒をみるのも教官の勤めの一つだ」
手荒くばさばさと渡された資料に目を落としつつ、森崎は仕方なしに兵士寮へと向かう森崎。
クリスの部屋の前でノックをして応対を待つ。だが、扉の奥からはまったく反応が帰ってこない。
森崎「(あいつ…明日が試験に備えてもう眠っちまったのか?)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24