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1- レス

【最終】ファイアーモリブレム33【試験】


[979]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/26(金) 21:03:40 ID:???
フレイの指示→ ダイヤ10
>ダイヤ→その時僅かな隙間が開いた。チャンスだ、エリス様を攻撃しろ!


フレイ「(むっ…?)」

その時、フレイの眉間にシワが寄った。
遥か後方、砦の最奥に陣取っているエリスとマリクを一本の線で結ぶ道が見えたのだ。
その道が魔道士たちの怠慢で出来たものなのか、あえてエリスが拓いたものなのかは定かではないが
今ならマリクの攻撃がエリスに届くという事実は変わらない。

フレイ「マリク!今がチャンスだ!」

マリク「分かってます!……風の精霊シルフィに命ず!我に授けよ、荒ぶる真空の導きを!」

マリクの詠唱が始まると同時に、当たりに立ち込める風の隆起。
エリスはその様子を穏やかな顔で見つめつつ、片手に抱える魔導書を開く。

エリス「深遠なる炎の化身サラマンダーよ。ファーラの源を呼び破壊の化身を呼び起こせ…!」

魔道士D「(こ、これは……こんな間近でこれほどの魔力の胎動を感じることが出来るとは!)」

魔道士E「(感じる…!破裂しそうなほどに、今この周辺には膨大な魔力が膨らんでいるわ!)」

マリク「これが、これが僕のこれまで走ってきた証!見てくださいエリス様!」

エリス「触れれば折れてしまいそうなほどにひ弱だったあなたが
    今こうして立派な魔道士として私の目の前に立っていることがどれほど嬉しいことか…!
    来なさいマリク。私も英雄アンリの血を受け継ぐもの。遠慮はいりません」


0ch BBS 2007-01-24