【芝生に聳える】ライ滝第十七話【鉄の城】

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[113]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/08/14(日) 01:33:18 ID:???

デネブ「竜馬君、隼人君、弁慶君の通称ゲッターチームが見事なパス回しで生田（仮）中央を攻略したぞ！　ゴールは射程圏内だ！」

侑斗「あー、この流れだと同点も普通にありえるな」

滝「うぬぅ、これでこの試合ウチの覚醒カードは五枚も無効か。どうにも運がない。
　　……なんてメタな事言ってる場合じゃないな。頼む敬介さん達！　防いでくれ！」

　ここで同点にされでもすれば流れは完全に傾いてしまう。
　祈る様に滝が守備陣へと視線を送る中、ボールは隼人の元に渡った。

竜馬「これで同点に追いつく！　隼人、弁慶、タイミングを合わせるんだ！」

隼人「行け、リョウ！」

弁慶「うおおおおおっ！」

　ボールを受け取った隼人は一人ドリブルのペースを落とし、竜馬と弁慶がまず先行する。
　そして弁慶がPA内へと仰向けになりながら滑りこみ、両足を折りたたんで土台となった。
　その弁慶の姿を確認した隼人がPA内へ向けてドライブ回転のかかったボールを上げ……

竜馬「ゲッタァァァァァシャァァァァァインッ！！」

　雄叫びを上げながら竜馬が土台となった弁慶の足の上へと乗り、弁慶がフルパワーで竜馬を上空のボールの元へと打ち上げた。

敬介「これが噂のシャインスパークか！　させんぞ！」

Ｋ良太郎「さっきは油断してもうたが、今度は止めたるで！」

　今まさにシャインスパークを放たんとしている竜馬に対抗するべく、敬介は勢いよく飛び上がりＫ良太郎は相撲スタイルで身構える。

前次写

0ch BBS 2007-01-24