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【芝生に聳える】ライ滝第十七話【鉄の城】


[125]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/08/14(日) 22:46:46 ID:???

W良太郎「降臨! 満を持して!」

 再びの決め台詞と共に妙に高貴な雰囲気を漂わせる良太郎の新形態がグラウンド上に降臨した。

デネブ「あ、あれは!」

侑斗「アイツは……サッカー出来んのか?」

 良太郎について詳しい実況解説の二人は素早く状況を察知するが、当然グラウンド上の面々は状況が飲み込めず目を白黒させる。

滝「な、なんじゃありゃ……モモウラリュウが憑依したのとはどうも違うっぽいけど……あ、そう言えば……」

 そんな中、滝は以前良太郎から聞いた話を思い出していた。

良太郎『少しの間だけどジークっていうイマジンがいた事があったんだ。今でも時々顔を出すんだけどね』

滝「あれか! おい、お前ひょっとしてジークって奴か!」

W良太郎「む。確かに私はジークだが、プリンスである私を従者如きが呼び捨てにするとは不埒であるぞ!」

 どうにもプライドが高いのか呼び捨てにしてきた滝を指差しそう言うW良太郎。

滝「(……ああ、そういや良太郎が言ってたな。あんまりサッカーに向いてる性格じゃないって。
   だが今はそんな事言ってる場合じゃない!)おい、ジーク! お前サッカーやりに来たのか!」

W良太郎「確かに私は従者たちから話を聞きサッカーとやらをしに来たが……私を呼び捨てにするなと言っているだろう、頭が高いぞ」

滝「頭が高かろうがなんだろうがサッカーしに来たんならさっさと足元のボールを大きく蹴りだせ! 早く!」


0ch BBS 2007-01-24