【芝生に聳える】ライ滝第十七話【鉄の城】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[280]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/08/24(水) 22:57:37 ID:???
どっちも現在お悩み中→ハート4
→いや、なんでもない

　二人が押し黙っていた理由、それは理由は違えど今の滝のシュートが起因していた。
　剣崎はシュート力の低さ、魁はこの試合チャンスに一度もボールを渡されていなかった事を悩んでいたのだ。

剣崎（滝のシュートを見て自分の火力のなさが不甲斐なくなった……なんて言えないよな。愚痴ってる暇があったら練習しないと）

魁（自分で運んだとはいえ前半で一発は打ってるし、きっと滝もペース配分を考えてるんだ。
　　それとごうぎ渡した剣崎の育成も狙ってるって事かな？　得点王狙いたいとか我儘言っちゃ不味いよな）

剣崎「悪い、ちょっと考え事してた」

魁「俺も。まぁ別に大した事じゃないから気にしなくて良いぜ」

　だが両者共にその悩みを今ここで口に出すのは憚られたのか、口にしたのはそんな言葉だった。

滝「そうか？　大したことじゃないなら別に良いんだけど……そんじゃポジションに戻ろうか」

　そう言われてはそれ以上突っ込む事も出来ず、時間もなかったため滝は二人を連れて自陣へと引き上げて行くのだった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24