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【芝生に聳える】ライ滝第十七話【鉄の城】


[613]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/09/11(日) 02:56:55 ID:???

ミライ「士さん、この後少し付き合ってもらっても良いですか?」

士「……ああ、構わないぜ。何の誘いかは大体分かるからな」

 普段はフワフワしているミライが真面目な表情を浮かべていた事もあり、士は二つ返事でミライの誘いを了承する。
 そして十数分後、二人はもはやお約束となった公園へとやって来ていた。

ミライ「今日の試合、スタメンで出場しながら僕は殆ど役に立てませんでした。
    この先も皆さんの足手まといにならないために、決勝までに少しでも腕を上げておきたいんです」

士「そんな事だろうと思ったぜ。ま、こっちとしても練習に付き合うのは悪くない話だ、乗ってやる。
  その代り、俺の踏み台になって成果が出なくても文句はなしだ」

ミライ「はい!」

士(分からないのは何故練習相手に俺を指名したかだが……俺が実力不足を気にしてた事に気付いたって所か?
  どうもこういう天然な奴は苦手だ……)

 基本的に天の邪鬼な士は最近密かに悩んでいた成長の遅れをミライに気付かれたのではないかとばつが悪そうに頭を掻く。

士「(まあいい。練習の機会が欲しかったのは事実だ)じゃ、さっさと始め……」

ユウスケ「待てぇい!」

 すぐさま練習を始めようとする士とミライだったが、そこにさっそうと空気の読めないクウキ……もといユウスケが現れた。


0ch BBS 2007-01-24