【芝生に聳える】ライ滝第十七話【鉄の城】

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[866]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/09/25(日) 23:46:20 ID:???

滝「（そうだな……）ジロー、悪いけど士にタックル＋1を渡してくれないか？」

ジロー「わかった。士、俺の分まで頑張ってくれよ」

士「言われるまでもない」

　滝の指示に従いジローは士にタックル＋1のお守りを手渡し、こうして試合への準備は万端となる。

矢的「そろそろ時間か。キャプテン、最後に一言頼むよ」

滝「はい。よし、みんなきけ。まだ県予選とはいえ遂に決勝戦だ。相手は手強いが俺達なら絶対に勝てる！
　　すっきり勝って全国に向けて弾みをつけるんだ！」

一同「「「「「「「「「「おう！！」」」」」」」」」」

　こうして滝の号令と共に、生田（仮）の選手達は控え室を後にするのだった。

鈴村「さあ、遂にやっていました冬の高校サッカー選手権大会神奈川予選決勝戦。
　　　片や夏に全国で結果を残した強豪、頑駄無高校。片やこの大会が創部して最初の公式戦という無名中の無名、生田（仮）高校。
　　　対照的な両チームですが、この試合に勝利し全国の舞台へと駒を進める事が出来るのは果たしてどちらなのか！
　　　本日はデネブさんと桜井君が椎茸狩りで欠席という事で実況は私、新婚ホヤホヤの鈴村健一と……」

鳴滝「解説はこの私が行うぞ。フフフ……ディケイド、ここがお前の試合の終着点となるのだ！」

鈴村「解説は公平にお願いしますね鳴滝さん。僕だってシンを応援したいの我慢してるんですから。
　　　なお、今日は僕達二人の他にも実況席に特別ゲストを呼んでおきました」

前次写

0ch BBS 2007-01-24