※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜


[206]銀河シュナイダー伝説:2011/08/13(土) 23:39:17 ID:jEyfXPLQ
シュナイダー「構わない、繋いでくれ」

ゆったりとしたシートに腰をうずめながら勝者としての余裕を見せる若き子爵。

…ブン…

現れたのは黄玉の瞳に硬い光沢のある銅線のような頭髪が特徴的な男。背はやや高めで筋骨隆々という
には無駄な筋肉がそぎ落とされしなやかさの目立つ彼は、その経歴にふさわしく、どうやら本業は
提督業というよりも、憲兵隊や陸戦隊にこそふさわしいものに思われた。

キスリング「こうして向かい合って話すのは初めてだったな射撃王。」

黄瞳には悪意や後悔、未練の類のような色は無く、どうやら嫌味を言うつもりは無いらしい。

シュナイダー「ああ。いつぞやはカルツが世話になったな」

たしか、格闘大会でキスリングが優勝した際、カルツは彼とぶつかり敗北していたはずだ。

キスリング「ああ、彼は強かった。だが、それはあくまで枝葉末節。本来の士官学生にとって
最も大切なのは今回の大会だ。そして、それに敗北した私は提督としては限界があるようだ」

そう自重ぎみに答える。


0ch BBS 2007-01-24