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銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜


[344]銀河シュナイダー伝説:2011/08/17(水) 13:37:04 ID:Fj0RypYw
一方…

黒金の艦隊を率いやや優勢に構える職人気質の青年オスヴァルト・メッツァ。ややくすんだ金…というよりも
黄土色に近い髪を還元酸素の混じる風になびかせ次なる手を冷静に模索していた。

メッツァ(今回最も簡単に決まるのはこちらの第4分艦隊。慌てずとももう少し前進すればワルキューレの
射程内に入る。更にいえば今回確実に敵の本体が第4分艦隊に攻撃してくる。先の巡航艦レベルならば
ともかく、本体のレーザー水爆の嵐を貰って反撃が出来るとも思えない。敵が前進してくれれば
もっと簡単に蹂躙できたものを、中々やるものだ。)

まさか、全軍で攻撃してくるという思い切った作戦を実行してくるとは思っていないメッツァは
そう結論付け防御させることを決める。もし、全軍で来るとわかっていたら、せめてもの反撃を
試みたかもしれないが神ならぬオスヴァルドにそれを読みきれというのは無茶な話なのだろう。

メッツァ(となると、本体は敵第4分隊を削るしか攻撃方法はなく…更にいえば射程の問題から
こちらの第3分艦隊は第2分艦隊を攻撃するしかなくなる。唯一自由なのは第2分艦隊だが、
狙うべきは防御にやや難のなる第3分艦隊の巡航艦か、集中攻撃となる第2分艦隊。
火線の集中という戦術の基本を考えれば第2分艦隊を攻撃するべきだが敵提督の
性格から考えて防御を選択している可能性もある。ならば裏をかいて分散して
攻撃するべきだが…)


0ch BBS 2007-01-24