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銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜


[559]銀河シュナイダー伝説:2011/08/19(金) 11:48:44 ID:zF5PHgqg
〜〜〜

シュナイダー(これでよかったのだ。貴族であるということは何時までも子供のままではいられない…)

応接室の窓から庭園の方を見るとシューマッハ伯爵家専用の地上用旅客機がアイドリング音を
立て、主人と新たな乗客の搭乗を待ちわびているようだった。

シュナイダー(大体、兄上はいったい何を考えているんだ。)

約1年間住み込んでいた少女の荷物は意外なほど少なく、トランク1つ分しかないようだった。

シュナイダー(父上の意思?そんなもの私を大貴族に仕立て上げ、シュナイダー家、シューマッハ家、
クライネルト家、その3つの爵位を持つ家系の頂点に立つことに決まっているだろうに)

夕暮れ色に染められたワンピースを着た少女が窓越しにこちらを無理向くと深々とお辞儀をしている。

シュナイダー(したり顔でいつまで俺を見下していれば気が済むんだ)

少女の表情は鍔広の帽子に隠れて確認することができない。

シュナイダー(こども…か。)

ついに兄たるベルンハルトに手を取られ、機内へと誘われる少女。


0ch BBS 2007-01-24