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銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜


[599]銀河シュナイダー伝説:2011/08/19(金) 15:49:44 ID:zF5PHgqg
シュナイダー「さらばだ。銀河の歌姫よ」

実はシュナイダーも同じような感情を抱いていた。だが、ここで引き止めれば同じことの繰り返しである
ということも理性や感情ではなく本能で感じており、今一時の別れを惜しむことは将来の
雄大なる翼を自ら手折ってしまうことと信じたシュナイダーは帳の下りた世界から
彼女を解放することを選ぶ。

シェリル「はい。あなたさまが元帥閣下になられる前に私がこの歌で世界を満たして見せます」

なみだ目で、それでも笑顔を絶やすことなく…ちょっといたずらっぽくそう宣言すると、
握手をすることも抱擁をすることも無くリズミカルにくるりと反転し機内へと入っていく。

シュナイダー(…これでよかったのだ。私という籠のを飛び出でて、本当の空を駆け巡るがいいさ。
私は、ただそのことを祈っている)

そんな願いとともに慣性制御により危なげなく重力の檻を脱した飛行機は垂直方向へ飛び立つと
消え去った太陽へとめがけ消え去っていくのだった。

そこに不思議と怒りや悲しみは無く、ただ未来への眺望だけが残っていた。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24