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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[654]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/09/07(水) 19:12:12 ID:???
チュッ
電光石火とも言うべき速度で、迷いも躊躇いもない非常に自然な動作で・・・
自分の唇を弥生の唇に合わせたのだった。
柔らかい感触と体温の温かさ、そしてリップの香りが三杉の感覚を擽(くすぐ)る。
弥生「(・・・・・・・・・) ・・・!!」
弥生はと言うと、僅かな時間は呆けたように止まっていたが・・・
自分が何をされているのかに気付くと、不意に喉を鳴らして肩をビクッと動かした。
そのタイミングを見計らって三杉は唇を離し、弥生に対してこう言うのだ。
三杉「これで本物だと理解(わか)ってくれたかな?」
弥生「え・・・あ・・・えーと・・・」 カァァァー
pH試験紙に弱酸を浸したように、弥生の顔は薄い桃色となっていた。
そしてしどろもどろと意味の無い言葉を言い、終いには目を伏せてしまった。
三杉(・・・少々やりすぎたかな? けれどこの反応、間違いなく弥生だ。)
自らがその事を実感し、三杉は十分な満足を得た。
2年前と変わらない、青葉弥生が目の前に居るのは紛れも無い現実なのだと。
そして弥生の方も、三杉の唇の感触が2年前と変わらぬ事を思い出した事であろう。
それを裏付けるかのように、目を伏せた弥生は恥ずかしそうに微笑んでいた。
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0ch BBS 2007-01-24