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1- レス

【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】


[879]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 20:37:34 ID:???

暫くの後、ようやく弥生は続く言葉を話してくれた。
話してくれたが…

弥生「私…私ね……てっきり淳が私に魅力を感じてくれなくなっちゃったのかなって…
    私もう魅力が無くなっちゃったのかなって思ったの…」

三杉「へっ?」

意味が判らなかった。
弥生に魅力がない、魅力を感じない……? いやいやいや!
どちらかと言えば間逆のつもりであった、そういう言動を取って来たつもりだった。
故に弥生が何故そう思ったのか、三杉としては真剣に意味不明である。
省13

[880]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 20:39:25 ID:???

弥生「その後に私が『何か食べて“帰りましょうか”』って言っても、何も反論してくれないし…
    あの頃と違って、今の私程度じゃ淳は魅力を感じてくれないのかなって…
    2年間の間にもっと他に素敵な女性を沢山見てきたからかなって…
    そんな事ばかりがずっと頭をグルグルとしてたの…」

三杉(………(汗))

言われてみれば、そういう意図があったのかと理解は出来た。
しかしそれをあの場で理解し、正しく対応しろと言われても難しい話である。 省40

[881]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 20:42:28 ID:???

弥生「ごめんなさい淳、勝手に勘違いして……でも、怖くて…」

三杉「……」

兎も角として、弥生の涙は安堵から来る涙であったという訳だ。
その事を知って、三杉の方も一応の安堵を得ていた。
最後にここを上手くまとめれば、2年間分の擦れ違いは全て解消すると思われるが…


A 三杉(こんな重い女はもうこりごりだ。)
B 三杉「まあ確かにこの2年間で素敵な女性は何人か見たな。」
C 三杉「まあ確かにこの2年間で素敵な女性は何人か見たな。 …でも、」 省10

[882]森崎名無しさん:2011/09/20(火) 20:56:37 ID:sFKE63Lw


[883]森崎名無しさん:2011/09/20(火) 21:01:02 ID:0PJK/wrQ


[884]森崎名無しさん:2011/09/20(火) 21:01:59 ID:F/oaScbk
C

[885]森崎名無しさん:2011/09/20(火) 21:16:49 ID:???
女性心理描写すげえええ

[886]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 22:47:47 ID:???

三杉(面倒…それに判らない。 厄介な物だな、女心というのは。)

三杉は内心で呆れ気味の溜息をついていた。
予想も計算も立たぬとはこの事である。

三杉(優しく恋愛をするよりも…これならむしろ支配した方が余程簡単だ。)

…と、そんな考えまでもが脳をよぎる。
しかし三杉は、フッと湧いて出たその考えを軽く笑い飛ばした。
元はといえば全ては自分の行動の結果、自業自得だからである。
それを忘れて相手の事だけを悪く考えるなんて、到底良い男とは言えない。
省17

[887]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 22:49:41 ID:???
すみません、コピペミスです…


>>885 お褒め頂き光栄の極み。
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> C 三杉「まあ確かにこの2年間で素敵な女性は何人か見たな。 …でも、」
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三杉(面倒…それに判らない。 厄介な物だな、女心というのは。)

三杉は内心で呆れ気味の溜息をついていた。 省35

[888]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 22:50:52 ID:???

三杉「まあ確かにこの2年間で素敵な女性は何人か見たかな。」

弥生「ぇ…」 ガガーン

消え入るようなか細い声が漏れ、その表情は悲しみと恐怖の色で包まれた。
だがそれは一瞬のこと。

三杉「でも、僕にとって君より可愛い女の子は居なかったよ。」

弥生「…………うぅ〜……いじわるぅ〜……」 スンスン

三杉(…たまにはこういうのも忘れないようにしなければね。
    弥生の顔の中でも、この顔は1、2を争うくらいに可愛いのだから。)
省9

[889]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/20(火) 22:53:50 ID:???

弥生は直に泣きやむと、曇りの無い笑顔を取り戻していた。
薄化粧なのか、泣いた後でも顔がほとんど崩れていないのは称賛に値する。
そんな弥生がおずおずと小声で囁いてきた。

弥生「あの、淳?」

三杉「なんだい?」

弥生「今日はお父さんとお母さんは結婚記念日で旅行に行ってるの…
    …………だから……門限ないよ?」

三杉「…そっか。」

わざと素っ気なく返すが、今度は弥生はへこたれなかった。 省4


0ch BBS 2007-01-24