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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜


[988]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/09/29(木) 23:47:49 ID:bOTUfrhE
全く知らない者たちよりも多少は見知った仲間が近くにいた方が能率的に動けるだろうという上層部の
判断によってマツヤマ率いる第48小隊は惑星防衛管制司令部、モリサキ率いる第58小隊は
そのすぐ近くにある宇宙防衛管制司令部を占領する事は事前に連絡が入っていた。

…とはいっても、僅か10数人で一つの施設を占拠できるはずは無く、そのほとんどは専門的な陸戦隊
の猛者である装甲機動歩兵隊や水上部隊、降下専門部隊などで構成されており、モリサキやマツヤマは
実際にはおまけのようなものである。

モリサキ「さてさて…見た目よりは軽いが、視界に問題があるんだよな」

揚陸艇の中、そんな文句を言いながら、自分には似合わないクリーム色のそれを着込むモリサキ。
フライング・サッカーのGK服も中々に厚手であるがフルフェイスのマスクカバーまでつけた装甲服は
その比ではなく、どちらかというと瞬発力で戦うモリサキには向かないものだった。

ビルト「まあまあ少尉殿。装甲服無しではブラスターの一撃で致命傷を受けてしまいますので何卒何卒」

モリサキの言葉を聞いていた配下の1人がそんな事を言いながらパーツ分けされた装甲服を渡してくる。

モリサキ「ああ、ビルトか。あんがと」

そういいながら素直に受け取るモリサキ。


0ch BBS 2007-01-24