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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜
[998]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/09/30(金) 00:00:21 ID:k4paI1nw
〜〜〜
同盟軍上司「お手柄だな、モリサキ少尉」
カルツたちの小隊が引き波のように去っていった僅か数分後、まるでタイミングを計っていたかのように
戻ってきた第6小隊に身を寄せていた中隊長。前線指揮を得意とする彼は6個小隊を預かる身でありながら
常に前線へと顔を出していた。
モリサキ「いえ。命令ですから」
本当なら上層部の作戦の杜撰さを毒づきたいところだが、折角の昇進チャンスである。
省32
[999]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/09/30(金) 00:01:29 ID:k4paI1nw
〜〜〜
地上におけるエル・ファシル奪還作戦が満足のいく結果をむかえる頃、そのはるか上空でも決着は
つこうとしていた。
アル・サレム「ファイヤー!!」
新任の第9艦隊指令は後方に位置していた同じく新任の第4艦隊指令のパストーレの出番を待つまでも
なく帝国軍の駐留艦隊を蹂躙していた。
モートン「どうやら勝ちましたね」
アル・サレム「奴さんの士気が初めから低かったからな、当然だろう」
省31
[1000]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/09/30(金) 00:02:31 ID:k4paI1nw
〜〜〜
ミレウス「負けちゃったね」
敗走する一群の中、満身創痍の彼らはまぎれていた。
カルツ「こればかりは仕方にゃあて。ワシらはワシらのできることをした。結果兵士の死亡率も
他の隊より低かし、何よりワシらはまだ生きちょる。昇進は出来んじゃろが次に繋がる戦いじゃった」
数箇所の傷とその倍の数を数える打ち身を鎮痛剤一つでごまかしている誇りだらけの彼は
それでも笑いながらそう答える。
省14
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0ch BBS 2007-01-24