【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】

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[237]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/10/18(火) 22:50:11 ID:???

松山「？？？」
阿求「あのですね松山さん。
　　　先程も伝えた通り、私は部外者ですが、サッカー組合にも発言力のある事務局長でもあるんです。
　　　その立場から言うと、今回のミラクルカップは過去に例がない程ハイレベルな大会。
　　　そんな大舞台に、無名なうえにスポンサーもつかないチームが参加している状況は、些か困ります」
松山「う……つっても急造チームだし仕方ないじゃないか」
阿求「というわけで。私も困るということで。
　　　立場を逸脱せず、松山さん達のチームに過度に踏み込まない範囲でなら助言問題ありませんっ！」
松山「は、はぁ、わかった。(何で一喝されてるみたいになってるんだ？まぁ相談事聞いてくれるならいいか……)」

阿求がまくしたてた半ば一方的な会話の流れだが、別に自分に不利益もないと松山は思い直して頷いた。

阿求「助言の前に……幻想郷サッカーの中堅チーム以上となれば、必ずといっていい程スポンサーがついています。
　　強豪チームの殆どは、スポンサーの収入でサッカーの設備や練習場の維持費を捻出してるので……」
霊夢「ああ、思い出した。博麗連合にあんたが来て、時々選手の売り込みにきた時もそのお金で――危なっ！？」
松山「い、今、阿求さん！？霊夢さんにお盆投げつけなかったか！？」
阿求「手、手が滑っただけです。私病弱ですから……！
　　　つまりっ中堅の壁を破り強豪と呼べるまでなるには、優勝して知名度獲得し、スポンサーをつけることです。
　　　近年の例で言えば守矢ミラクルズの前身守矢イーグルス。
　　　新造チームで優勝し、妖怪の山や人里まで影響力を持ったことでスタジアムやスイーツカフェを開きました。
　　　こうした例があるからこそ、弱小チームや中堅チームも強化に励み、サッカーも盛んになるんです」
松山「(そうだったのか……つまり守矢神社は強豪の仲間入りしてカフェをスポンサーにしたってわけか。
　　　時々、神奈子さんや諏訪子ちゃんが会合開いてたの見たな。ちょっと外の世界の構図と似てるなぁ)」

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0ch BBS 2007-01-24