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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[263]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/10/20(木) 21:51:36 ID:???
松山B 射命丸C
以前来た時より、ずっと設備の充実した地霊殿の練習場には、もうひとつ大きな利点があった。
利点とは、紫が細工し、松山の家の広い庭と、地霊殿の広間とを結んだ旅の扉の存在。
それがある為に、人里の練習場のように着替えを持ち込まなくとも、練習着のまま直行できる。
松山「さぁ! 早く開始しよう! こんな綺麗な練習場で会話で時間を減らすなんて勿体無いぜ!!」
射命丸「あれ? 私と違って来たばかりなのに準備運動はいいんですか?」
松山「ああ、今朝走りこみと柔軟体操を念入りにやってきたしな。
それに戦うべきステージが実現したとあっちゃ、すぐにでもボールを蹴って体を動かしたくて仕方がない!」
ようやく陽光を遮っていた積雪が溶けて、希望が芽吹いてきたかのように表情を輝かせる。
ボールを蹴る事が楽しくて仕方ない……そんなサッカーバカの顔をした松山は、フィールドに駆け込み急かしてくる
射命丸「(活き活きとして見える。 これが素の顔だとすれば……。
今の今までずいぶん重荷を背負った回り道をしてきたのは知ってるけど……)」
松山の苦労や事情を知っていても、それがどれだけ当人の心を縛っていたかまでは慮外。
その重さ、よほど身近で接していなければ察しがつくものではないのだが……。
射命丸が面食らい、目を瞠る程に晴れやかな顔を見れば一目瞭然だった。
松山「よーし! 今日はパス&ゴー! 俺は射命丸さんの俊足を活かせるパス練習に専念する!
ハイペースでどんどん縦に出すから、射命丸さんもパスを受けたらガンガンシュート撃ってくれ!」
射命丸「(霊夢に勧誘された成り行きとはいえ、同じチームになったことだし……
取材対象以外としても理解を深める必要があるかもしれないわね……まずはこの練習が第一歩か)」
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0ch BBS 2007-01-24