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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】
[335]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2011/10/23(日) 21:09:13 ID:???
松山「……え? か、貸し? それだけで……いいのか?」
ひたすら自らを責めていた松山からすれば、信じられないという位に寛大な対応。
しかも、後一歩で無防備な肢体を拝まれてたかもしれない当人のものとしては破格。
最悪の事態で、かつてのふらの中学期末より悲惨な状況に陥る事すら考えていた松山は心の底から安堵する。
もしかして射命丸さんはとても優しいんじゃ? と考えまでポツリと浮かぶが……それも当の本人によって覆された。
射命丸「おやおや誰かから借りるという事を、安心と捉えてはいけませんよ?
返済に、何をしてもらいましょうか? スタメンは自力で何とかなりますし……悩んじゃいますね。
まぁちょっとやそっとじゃ埋まりきらない貸しですから、今後もゆっくり仲良く付き合っていきましょう」
あれこれ愉しげに考えながら、ひらひらと手を振り、去っていく射命丸。 彼女の後姿を見ながら松山は呻く。
松山「うぁ〜……。(霊夢さんや萃香さんのとは勿論、風見幽香との貸し借りとも違って……。
返済するまでは、気が休まらない毎日が、今約束されてしまったような……とほほ)」
今後はこれに懲りて、もう覗きなどすまい……いかな誘惑があってもだと、松山は決心する。
松山「禁断の果実って……やっぱり人間が食しちゃいけないもんだな、うん……」
達観した考えまで浮かべていると、射命丸がてててと戻ってきた。
松山「射命丸さん? 脱衣所に何か忘れ物でも」
射命丸「ええとっても大切な忘れ物です。 再犯防止のために歯を食いしばってください葉をつけますから」
そして――風を巻き起こす葉団扇のように、妖怪の山の紅葉のように色鮮やかな模様が、松山のほっぺに刻まれた。
射命丸「それでは私はこのまま、閻魔様のチーム調査にいきますんで気をつけて帰ってください」
松山「い、いたい頬が……心が凍てつくように寒い……はぁ……帰るか」
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0ch BBS 2007-01-24