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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[349]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/23(日) 23:52:40 ID:???

自分の身を案じてのシャンハイの詰問。
それについて、満更嬉しくないわけでもないアリスだが、やはり年季の違いか表情には出さぬまま冷静なままに。

アリス「教えてあげたいのはやまやまだけど……ねぇシャンハイ?
     貴女はまだまだ未熟とはいえ、私の魔法に、魔理沙やパチュリーの魔法まで習得しようとしている。
     それも私じゃない別の主人に役立てようと……とっくに私の手元から離れてるのに、聞く一方」

それは甘えじゃないかしら?

ハッキリと口に出して言ったわけではないが、シャンハイにはアリスの言わんとしてることが十分伝わっていた。
自我を持ち、行動原理に従ってここまで顔を出せるなら、明確に他の人形達と別たれた別個の存在として扱うと。

シャンハイ「アリス様……で、でも」
アリス「様を付けるのも、そろそろ……て、そんな悲しそうな気持ちを駄々漏れさせるのから止めなさい。
     まぁ幽香についた由はあるけど、貴女に教える理由はない……そんなところかしら」
シャンハイ「……っ」
アリス「で、ギブアンドテイクでいかが?
     私と賭けをしない? ん、丁度いいから、次の大会のサッカーで勝負しましょう。
     ただ……せっかくの機会に、教える教えないじゃつまらないからチップは上乗せするわね」
シャンハイ「え、あ、ぅ……」
アリス「私が貴女に勝ち、夢幻と魔砲チームがトラウム・アドラーズに勝ったら――
     シャンハイ、貴女は私の元へ来なさい」
シャンハイ「そ、そんなっ!?」
アリス「その代わり、貴女が勝ったら、私の魔法の深奥を貴女に見せてあげる。
     魔理沙のマスタースパークなんて目じゃない――五つの究極の魔法を」



0ch BBS 2007-01-24