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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[43]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/09/18(日) 21:53:20 ID:???

紅白巫女は怪我人には優しいのか? →  ダイヤ4
ダイヤ→ 霊夢「人に頼む前に倉庫の中ちゃんと探した?」


松山「え、倉庫……? さっきシャンハイが俺の私物運んでくれた物置のことか?」
霊夢「レミリアじゃあるまいし、そんなことまでやらせてるの? って今は怪我人だったわね」
松山「……でも、昨日俺だって何かないかと縋る思いで探したんだ。それでも何も見つからなかったし……」
霊夢「知らないわよそんなこと。
    ただ医者でもない巫女に聞いてるより、歩けるようになったその足で回復方法を探すのが近道でしょうが」
松山「……」

松山は無言で立ち上がった。
もしかしたら霊夢の、これもまた聞きようによっては冷たいと取れる発言に対し……
松山が怒ったのではとシャンハイは考えて、そろ〜っと顔を覗き込むが。

松山「そうだな。その通りだ。 布団の上で寝てるばかりでもない今なら! やれること――まずやらないとな!」
シャンハイ「……ぁ」

間近で見た松山の眼に精気が充填され、久しくなかった闘魂が燃えてるのを見て、シャンハイはまた認識を改めた。

シャンハイ「(光様が……元気になってやる気を取り戻している……。
       霊夢様……そうですよね……ただ光様に冷たい人が、朝から足を運んでくれるわけないですよね)
       ごめんなさい、霊夢様っ。 疑ったりして本当にごめんなさい!」
霊夢「へっ?」

迷宮の中で見せた霊夢の顔と言動に、落差を覚えていたシャンハイだが……
今まで松山を助けてくれていたのは、霊夢とここにいない小さな鬼ぐらいなことを、人形のメモリーは思い出す。
唐突で訳も分からない謝罪の言葉に止まってる霊夢。 シャンハイは手早く買い込んでおいた茶と菓子を用意した。



0ch BBS 2007-01-24