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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[459]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/10/31(月) 23:27:03 ID:???

レミリア「(我ながらよく飽きもせず続けられたものだが……この感触、悪くないわ!)」

不足している練習量を、吸血鬼の純粋な脚力で補い、ボールを焦がすほどの弾丸シュートを可能とするレミリア。
その彼女が、敗北の後は、しっかりとボールに力を乗せる蹴り方を習得しようと練習を積んだ成果が現れていた。
いくら気骨を見せても、メイド達や小悪魔のブロック力で食い止められる筈もなく。
たやすく守備の重鎮、十六夜咲夜まで貫通すると思われたが――

???「吸血鬼だからって、バロックで負けるかぁーーーーーーーーー!!!!!」
レミリア「!? な、何ィ!!!? 私のシュートを前に転がした!? 誰が――――ぁ?」

まさかの咲夜ではない他によるシュートブロック。
レミリアも唖然とし、ブロックに成功した勇者の面を凝視すると、間の抜けた声が自然と毀れた。

???「はーはははーっだ!!!
   あたいが本気出せばこんな火の玉シュートなんてカッチンコッチンとしょーめいできた!!!
   やっぱあたいったら」
レミリア「おい……お前なんでここにいる?」

その声はあまりに冷気を帯びていて、氷の妖精である彼女……チルノをすかさず勝負の余熱から元の冷温に戻す。
気付くと、ブロック失敗して吹き飛ばされたメイド達から、メイド長とグラウンドにいた全員にまで注視されていた。
キョロキョロと、紛れ込んでいた侵入者にして闖入者は、視線から逃げるようにカニ歩きを開始した。



0ch BBS 2007-01-24