【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】

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[498]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/11/07(月) 23:12:34 ID:???

Ｅ　お空とお燐のプレー改善について相談する

次いで松山が、トラウム・アドラーズ全体の力を伸ばすために目をつけたのは、地霊殿の二人の選手について。
即ち、ボールの運び屋・火焔猫燐と、核力による絶対防御壁・霊烏路空。
しかし現段階では、お燐は四つんばい姿勢でボールを手でさばいてしまい、お空も反則バーゲンセール状態。
地底の試合では、反則によりお空が退場はしたがお燐はとくに裁かれずじまい。
もし……ミラクルカップで改善せぬままなら、今度こそ両者揃って退場の憂き目に遭うだろう。

松山「というわけで、明日の練習はさておき、キャプテンとして真っ先に二人をどうにかしたい。
　　　といっても、基本をこれから教え直すんなら、どっちみちお燐は大会には……」

間に合わない、と、少々酷な発言に思えて、松山は読まれてることを承知で口を噤むが……。
さとりは静かに微笑したまま、松山の配慮に感謝するように優しい口調で語った。

さとり「いいえ、その心配は無用です。
　　　　確かにお空は力の制御を会得する必要ありますが、お燐は基本的なドリブルもしっかり習得してますから」
松山「は？で、え、ちょ、何でだったら！」

思わぬ返し。
考えが言葉として纏まらぬまま、問い詰めようとしてしまう松山だが、読心能力がキャッチボール成功させた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24