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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[49]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/09/18(日) 22:55:40 ID:???

松山「こ、これは……? ……!?」

自分の指に自然と嵌っていた神秘的なリングを見て、信じられないと、松山は茫然自失としてしまう。
シャンハイと顔を合わせると、彼女も目を真ん丸くしていた。
それはまさしく【命のリング】。
装着してる間、数歩歩くだけで大抵の傷を完治させる程の癒しの力が篭った魔法の指輪だった。

松山「どうしてここに!? なくしたとばっかり……あっ」

足からも全身からも光が引いていき、指輪も元の光量に戻っていく。
残されたのは、元の物置の暗さと……。

松山「……!(バッ! グオォォォッ! ブンッ! ブンブンッ!)」
シャンハイ「ひ、光様、足が……!」

自在に動く両足。激しく振り抜こうが、軸足にしようが痛みも故障の恐れも全く湧き上がってこない。

松山「動く、動く! どんなに動かしても大丈夫だ! や、やったぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

雄叫びを上げる松山。 それで物置の中の荷がぐらぐら揺れ、どかどかっと落ちてくる。
どでかい物音が響き、松山家全体に微震が起きたようで、ぱたぱたと足音が近づいてきた。

霊夢「何よ今の音!? ケホッ、コホッ……?」

やってきた霊夢が、開いた納戸の中を満たす埃に咳き込みながら見た松山は……
網やドラムが仕舞われた大箱の下敷きになりながら、呼吸不全に陥りそうな程けたたましく笑いながら両手を上げ

松山「あはっ、ふはっ、あははははやった、やっだべさあああああ!!! ヘルスブラボー!!! 健康万歳!!!!
    そうだ完治と喜びを記念してここに病院をたてよう!!!!!!」
霊夢「……」
シャンハイ「あっ、あ……光様壊れたわけじゃありませんっ、故障したの叩くみたいにしちゃ駄――」



0ch BBS 2007-01-24