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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[524]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/11/11(金) 00:37:44 ID:???

こうして松山が久しぶりのコーチ業に専念してる頃。
地上で留守番してたシャンハイは何故か、まだ幻想郷の地理に不慣れなさとりの案内をすることになっていた。
松山が出かけた後に、戻ってきたさとりに、宵闇メンバーのいる場所までの案内を頼まれたのだ。

シャンハイ「でも地底で練習するよう説得って宵闇の人達だけを?
       あ、こっちです。 ルーミアさんが働いてるお店が人里の入り口近くにあるんです」
さとり「いいえ偵察に行ってる天狗記者以外の全員です。
    神社の巫女と萃香さんは帰り際にして、先に噂の精肉店の、闇の妖怪から会いに行く予定です。
    一人ずつ探すよりも、中心の彼女に集めてもらったほうが合理的ですから」

そう話しながら飛行を続けて、さとりとシャンハイは、今日も闇が濃く目視し辛い肉屋の正面に降りた。

さとり「陽光は満遍なく注がれてるのに……どうしてこの店だけ薄暗くぼやけて見えるんでしょう?」
シャンハイ「わかりません……何の魔法も術も使ってないはずなんですが」

とりあえず他に客もいないことを確認して、店の人間に呼びかけると反応はすぐにあった。

ルーミア「はいは〜いっ、おきゃくさまお待たせなのか〜」

明るい声で返事をし出てきた、奇妙なランプを大事そうに手放さないルーミアと。

店長「いらっしゃい……今日もブシュブシュと血が舞い飛ぶよい加工をした新鮮なお肉がいっぱいよ……」

黒いワンピース姿、さらに異形のミニチュア頭蓋骨を連ねた肩飾りをつけている店長だった。
店長が歩くたび、頭蓋骨がカタカタ震えて愉快げに笑う様に、さとりは一瞬言葉を失い立ち尽くす。



0ch BBS 2007-01-24