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【何度でも転び】キャプテン松山28【何度でも飛ぶ】


[554]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/11/13(日) 22:41:32 ID:???

阿求「私は体力もないし、特異な能力もないし、トータルで活躍できる選手に至れるとは思ってません。
    でもサッカーにおいて、短時間しか出場できない中できる、勝負を左右する働きは得点することでしょう?」
松山「それは……確かに。 試合状況にもよるが、スーパーサブに求められるのは得点力という場面が多いな」

勝ってる場合は凌ぐためにDFの枚数を増やす場合もあるが、その場合試合終了まで走り回れる選手でなくてはならず
現在のままではないだろうが、阿求がDFとして出場するのはそういう意味でも難しいと松山は考えを改めた。

阿求「でしょう!? だから私はチームの勝利に一番繋がる選択肢として、攻撃的な役割を望んでるんです!」
松山「(理屈はもっともなんだが……どうもまだ何か隠してる気がする……)」

どうもしっくりいかない松山が黙ってる間に、何故か阿求はボールを持ってゴールの見えるサイドエリアに移動する

阿求「まだ納得いかないみたいですから、松山さんが安心できるよう私の能力をここで理解してもらいます」
松山「能力? 阿求さんにも、何か特殊な能力があるのか?」
阿求「ありますよ。 スペルカードや戦闘では何の役にもたたない能力ですが……」

阿求が、一瞬瞑目する。 自分の内側から何か引き上げて、外に引っ張り出すように。
以前にもそんな仕草を見たことを松山は思い出す。 あれは自分の北国シュートを形だけ再現した時の事だ。
根本のキック力が違うのだから、威力も伴わない低空直線シュートの真似には違いなかったが……。
さすがに今回は、松山も認識違いを理解し、瞠目せざるをえなかった。

阿求「(えぇと確かセリフは……) 唸れ! サイドワインダー!!」
松山「は――――――? 何ィ!!!!!!!?」



0ch BBS 2007-01-24